1歳児のRSウイルス感染症の体験談

色鉛筆 子どもの病気

こんにちは。

皮膚科Dr!ちび

です。

今回は我が家で経験したRSウイルス感染症についてお話していきます。

ちび
ちび

当時1歳半の娘がかかりました。そして旦那にも私にもうつりました・・・涙

要は、よくある風邪なのですが、乳児がかかると入院が必要になったりする厄介な病気です。特に喘息もちのお子さんは要注意ですね。初期研修時代、ちょうど冬に小児科研修だったのでRSの乳幼児が何人も入院して担当医をしたことがあります。手の甲の血管から点滴をいれるのですが、板と包帯でぐるぐる巻きに固定するのがなんとも痛々しいですね。病気についての詳細は普通にネット検索にひっかかるので割愛します。

以下、経過・・・。

月曜日:娘ちゃん、少し鼻風邪ひいてるなー。下痢だなー。でも微熱くらいでとどまっている。

火曜日:AM11時、園から38℃超えたのでお迎えCall、園の先生から、”RS、大流行してます”との情報を得る。さすがに娘ちゃんぐったりしてるので、17時頃、近くの小児科クリニックへ。鼻ぐりぐりやった迅速検査の結果、RSと判明。水薬(アスベリンシロップ+カルボシステインシロップのMIX)と貼り薬(ホクナリンテープ)と座薬(アンヒバ坐剤)をもらう。特殊な治療法はないので、症状を和らげるだけの対症療法。

水曜日:AMは37度台前半で元気にお家で遊ぶ。昼食は完食してるし意外と元気?と思いきや、夕方からやや不機嫌。基本抱っこ。

木曜日:AMは祖父母が助っ人に来てくれ、娘ちゃんテンション上がったのか元気に遊んでいた様子。私とバトンタッチした直後から38.5℃まで上昇し、夕食ほぼ摂れず。大好きな白ご飯も受け付けてくれませんでした。フォローアップミルクで乗り切りました。基本ずっと抱っこ10㎏程度の重さと、40℃近くの熱さと相まって、こちらも疲弊。私ののどが痛くなったのもちょうどこの頃です。

金曜日:丸一日不機嫌。朝も昼も、フォローアップミルク100m程度しか受け付けず。”お水は?”と聞いても、弱々しく首を横に振る。夕方に40℃まで上昇、座薬を入れたら効いたころに急に元気になる。一気に入浴と夕食を済ませて寝てもらう。

土曜日:微熱程度でお家で元気に過ごす。鼻水はダラダラ。私は全身だるく、夕食準備は旦那が担当。

日曜日:熱なし!夕方に少し公園に遊びに行く。私の体のだるさと風邪症状は続く。旦那ものどが痛くなってくる。

月曜日:まだ軟便と鼻と咳は続くものの熱はなし!夕方に小児科クリニックに完治証明をもらいに行く。(娘の園の規定で完治証明が必要でした)

火曜日:めでたく園に復帰!

突発性発疹の時のようなお肌の赤いぷつぷつはありませんでした。鼻水ダラダラゴホゴホした咳き込みがとても辛そうでした。見ているだけでは分かりませんが、たぶん相当のども痛かったんだろうと思います。娘の場合は1日1回の下痢もありました。

知識としては、幼い子供の3~4日の熱はよくあることとはわかっていても、我が子だとかなり心配になりますね。ちなみに5日連続の発熱になると小児科では採血することが多いそうです。

2021年5月はRSウイルス感染症が大流行。NHKのニュースによると昨年はほとんど流行らず、多くの子供たちに免疫がついていなかったらしいです。娘の園では1歳児クラスの半分ほどがRSでお休みしていました。

ほとんどの子どもたちが通る道ですので、参考にしていただければ嬉しいです。

ちなみに、我が家ではこれがきっかけでメルシーポット(電動鼻水吸引器)を買いました。


お値段高めなので某オークションサイトで落としました。結果、めちゃ使ってます。

家族みんなが健康が1番ですね。本当に。

皮膚科Dr!ちびでした。

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