リビングの床は全面コルクマットにして正解だった|赤ちゃんの安全対策

コルクマット 子育てメモ

こんにちは。

皮膚科Dr!ちびです。

赤ちゃんがハイハイしだす頃にリビングの安全対策を考える方が多いと思います。我が家の安全対策と、その後の経過についてお話しします。

我が家は、現在1歳10カ月になる娘ちゃんと旦那と私の3人家族です。妊娠を契機に私の実家近くの賃貸マンションの1階に引っ越しました。1階なので、防犯対策もばっちりしているつもりです。家での娘ちゃんの安全対策のために、0歳4ヶ月頃から、リビングの床を徐々にコルクマットを敷き詰めていきました。その経緯と現在に至るまでの使用感についてお話しします。

ちび
ちび

いざコルクマットを敷き詰めると、お掃除しやすいです。一部痛んでもそこだけ張り替えればいいやという心の余裕があります。

1.カーペットvsカラージョイントマットvsコルクマット
2.ずりばい期
3.はいはい期
4.たっち期
5.走り飛び跳ねる期
6.まとめ

1.カーペットvsカラージョイントマットvsコルクマット

我が家のリビングの床はフローリングです。硬いしひんやりしているんですよね。大人だけの時は、こたつ机の下にマットを敷いて座布団に座って生活していました。2人掛けのソファーも置いていました。ただ、娘ちゃんが動き回る時期を見越して、リビングの床をどうするか検討を重ねました。

まずはカーペット。おしゃれですが、掃除が大変そう。いろいろ娘ちゃんがこぼしたり汚したりするのを掃除すると想像するだけで私が拒否。

次にジョイントマット。カラフルなものも売られていて可愛いですよね。大きく分けて”PE(ポリエチレン発泡体)””EVA樹脂”に分類され、どちらも柔らかいスポンジ状の材質のようです。PE素材はメンテナンスの事を考えたのか旦那がNGを出しました(通気性がどうのこうの、と言っていたような…すみません、詳細はネット上の各種まとめ記事を参照ください)。

結局EVA樹脂がメインの、コルクマットに決定しました。ただし、使い勝手が分からないのと、意外と値段が張るので、まずは8枚だけ敷き詰めてみることになりました。我が家はコルクマットをコーナンで購入しました。

2.ずりばい期

コルクマットは弾力性があって、色もぬくもりを感じる茶色っぽい色で私も旦那も気に入りました。徐々にコルクマットを増やしていって、最終的にはリビング全体に敷き詰めました。実際に作業をしたのは旦那です。家具類を少しずつずらしてコルクマットを敷き詰め、壁側の端っこは丁寧にカッターで切ってくれました。全面敷き詰めるにはそれなりの出費でした。

ずりばい期ですが、腕だけで進もうとする時期はコルクマットの摩擦で全然娘ちゃんの体は動きませんでした。そのうち、足も使って進もうとするようになり、コルクマットの摩擦をうまく利用して進めるようになりました。摩擦に対抗する力が必要なので、ずりばい期は焦らない方がいいです。娘ちゃんの足の親指は擦れて軽いタコのように少し赤く硬くなっていました。ひじも少し擦れてざらざらしていましたが、これは半袖を着せていたからで、長袖なら特に問題なかったかもしれません。

3.ハイハイ期

ご自身でハイハイをすれば分かりますが、意外とフローリングの床って肘や膝があたると痛いんですよね。適度な摩擦と弾力性で、娘ちゃん自身、ハイハイは非常にやりやすそうにしていました。寝返りを打つ時も頭が痛くなくて、安心してみていられました。親も一緒にハイハイをして遊んだりするので、親の四肢を守るためにもコルクマットはあったほうが良いです。

また、ハイハイで壁や角に頭や顔をぶつけるので、家具の角という角にコーナーガード・クッションを張り巡らせました。頭だけじゃなくておでこもぶつけるので、おでこから後頭部まで覆えるように、娘ちゃんには赤ちゃん用の柔らかいヘルメットを購入し、かぶせていました。

よだれ汚れがよくありましたが、コルクマットではどこが汚れたのかすぐにわかるので、即座に拭き取っていました。コルクマットの上は私も寝転がって普通に気持ちいいので、この頃にソファーをジモティーで売り払いました。

4.たっち期

つかまり立ちをするくらいの時は、本当によくこけます。バランスを崩してすぐにしりもちをつきます。コルクマットではこけても泣くことはありませんでした。我が家ではリビングと畳の寝室を除いて、フローリングのままにしてありますが、フローリングでこけたときは泣きます。

娘ちゃんはこけても痛くないリビングで、思いっきり立つ練習、歩く練習をしたので、歩くのは比較的すぐに上手になりました。転倒防止のリュック型ヘッドガードは不要でした(購入すらしていません)。

食べこぼしもこの時期多いのですが、いろいろ試した結果、あえてシートや新聞紙は敷かずに、汚れたコルクマットを適宜拭き取り、次亜塩素酸ナトリウム液で消毒する方針にしました。ややコルクマットの表面のざらつきも落ちてしまうものの、現在に至るまでそれほど目立った色むらにはなっていません。

5.走り飛び跳ねる期

走るとドンドン音がします。我が家は1階なので、階下の人に気を遣うこともないのですが、マンションだと、できるだけ騒音は避けたいところですよね。コルクマットではある程度振動を吸収するので、親が気を使わなくて済むというメリットがあります。

また、娘ちゃんが大人用の食器を落としても割れにくいというメリットもあります。ブロックやその他おもちゃを投げつけてもそれほど大きな音がしないので、親としてイライラせずにいられます。そして、ボール遊びをするときも、ボールがそれほど弾みません。まだボール遊び初心者の娘ちゃんにとってはボールを追いかけやすくて楽しいようです。

このあたりから、娘ちゃんの体重は10㎏を超えてくるので、抱っこをせがまれると重くて足の裏にズーンと体重がかかります。もちろんヒップシートも必須です(参照:子育ての救世主:ヒップシートの活用法|テラスベビーのDaG1を例に)。コルクマットの上では、弾力性があるせいか、抱っこがまだ楽です。

6.まとめ

あくまでも我が家の場合ですが、リビングにコルクマットを敷き詰めて正解だったと思います。娘ちゃんはリビングでは目立った怪我をせずにすんでいますし、コルクマットの上で娘ちゃんは思う存分走り回って遊んでいます。

掃除も普通に掃除機をかけられますし、アルコール消毒・次亜塩素酸ナトリウムでの消毒にも耐えています。特にジョイント部からこぼした水分が床にしみこむこともありません。娘ちゃんが大きくなっても当面の間はコルクマット生活にしようと思います。

ちび
ちび

ただし、家具の足で荷重がかかる部分のコルクマットは凹みます。気になるようならその部分だけ買い替えれば大丈夫かと思います。

何か皆様のお役に立てる情報であれば幸いです。
皮膚科Dr!ちびでした。

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