ニフレルは1歳児でも楽しめるのか?

ニフレル 子育てメモ

こんにちは。

皮膚科Dr!ちびです。

今回は、大阪府にある水族館”ニフレル”に旦那と共に”1歳7か月”の娘ちゃんを連れて行ったお話です。

以前に1歳3か月の時に、動物園に連れて行って楽しんだ経験はあります。だいたい3歳になると入場料をとられるところが多いので、2歳以下のうちにいろいろ連れて行ってあげたいものです。今は暑いので、遠出するにしてもほぼ屋外を歩かなくて済むところがいいですよね。我が家の場合は車がないので、公共交通機関を駆使して行ける場所を探しました。そこで”ニフレル”を選びました。

ちび
ちび

普段から、少し遠出となるとベビーカーとヒップシート(参照:以前の記事:子育ての救世主:ヒップシートの活用法)を駆使してお出かけしています。

結論としては、娘ちゃん大満足でした。ニフレルの展示内容と娘ちゃんの反応について、どのコーナーをどう楽しんだのか、まとめてみました(2021年7月時点の展示内容)。

1.ニフレルとは?
2.公共交通機関でのアクセス方法は?
3.チケット購入は?
4.ニフレルの1F
5.ニフレルの2F
6.ニフレルのミュージアムショップ
7.まとめ

1.ニフレルとは

ニフレルとは大阪府にある水族館で、海遊館の弟分のような存在です。2021年で5周年になります。もともとエキスポランドという遊園地があった跡地を活用してできたもので、海から離れた場所にあります。なので、大きな海の魚の展示はありません。巨大水槽もありません。イルカショーもありません。それでも”に触れる”というコンセプトで人気のある水族館です。

2.公共交通機関でのアクセス方法は?

最終的には大阪モノレールに乗ります。大阪で唯一のモノレールです。4両編成で、窓が大きく、先頭車両では運転手さんのすぐ後ろの席に座ると、何かのアトラクションにでも乗っているような気分です。もちろん子供たちの特等席です。大阪モノレールは全ての駅でホームドアが設置されています。これもロープみたいなちゃっちいものではなく、ヒトが落ちる隙間のない柵とドアで構成されています。勝手にトコトコ歩いてしまう娘ちゃんも、線路に落ちることがないので、親としては安心です。電車の待ち時間の間はホームを行ったり来たりしてお散歩して、ご機嫌で待ってくれます。

大阪モノレールの万博記念公園駅の改札(1カ所のみ)から、長いスロープを下ると、目の前にニフレルの建物が確認できます。大人の足だと徒歩2分程度です。ただ、スロープからニフレルまでは周囲がひらけているので、かげがありません。直射日光をモロに受けますので、思ったよりも距離を遠く感じてしまいます。

3.チケット購入は?

親は2000円(高校生~/16歳~)、小中学生は1000円、3歳以上は600円、2歳以下は0円です。当日窓口でも購入できますが、公式HPから事前にネット予約購入をおススメします。チケットを購入する列に並んで、それから入場する列に並んで…なんて、娘ちゃんがおとなしく待ってくれるわけありません。ネット予約購入をした際の、QRコードを入場ゲートで読み取ってもらうことで、スムーズに入ることができます。スマホがない人は、QRコードを印刷して持参すれば大丈夫です。

入場ゲート入ったところにベビーカー置き場があります。ベビーカーのままでも入れますが、やむなく連れてきた下の子(まだ安定して歩けないレベル)以外は、皆さんここに置いていました。ちなみにベビーカーの貸し出しはありません。

4.ニフレルの1F

”いろに触れる”:1つの小さな水槽に数匹ずつの魚たち。水槽が円柱状になっていて、360°どこからでも見ることができます。なので、生き物を探すのが簡単です。色彩の特徴的な魚やエビなどが展示されており、娘ちゃんでもしっかりと生き物を認識できていました。娘ちゃんは生き物を見つけると、指さしながら”なに? なに?”と言葉を発していました。

”わざに触れる”:白を基調とした明るい大きな部屋です。小型の直方体の水槽がいくつもあり、各々に数匹ずつ魚などが展示されています。中央には2か所ほど大型の水槽があって、魚たちの技を体感できるようになっています。これは大人でも”おー!!”と声をあげてしまいます。娘ちゃんは展示水槽の間を迷路のように駆け回っていました。

”およぎに触れる”:一転してほぼ真っ暗な部屋です。周囲の壁は鏡になっていて、思いのほか広く感じます。部分的にライトアップされているので、魚たちが泳ぐと影や波紋がきれいに映し出されます。かなり幻想的でデートにはもってこいな感じです、ただ、魚は真っ黒にしか見えません。娘ちゃんは、魚には目もくれず、壁の鏡を”ドンドン”と叩いて、楽しそうにしていました。暗い部屋自体は、普段からpopIn Aladdin(参考記事:popIn Aladdinのあるリアルな子育て事情その1)で慣れているので大丈夫でした。

”WONDER MOMENTS”:暗い部屋ですが上方に大きな球体があります。そこから水の彫刻や花木、宇宙などが球体に描かれて、下の床に映し出されます。娘ちゃんは床に映された幻想的な映像を一生懸命見ていました。壁沿いには柔らかめの2人座れる程度の椅子が並んでいて、少しゆったりした気分になります。

5.ニフレルの2F

”かくれるに触れる”:また一転して白を基調とした明るい部屋です。生き物たちの「かくれる」能力を、生きものの模様をモチーフにした空間で体感できます。幼児さん以上だと生き物を探し出すのが楽しいのですが、娘ちゃんは全く探し出すことができず、ほぼスルーして勝手に一人でテクテク歩いてしまい、次のコーナーに行ってしまいました。普通に生き物の姿をまだ見たことのない1歳児には、難しいコーナーだったのかもしれません。

”みずべに触れる”:ワニ、カバ、ホワイトタイガーといった迫力満点の水辺の生き物を間近で見ることができます。迫力がありすぎて、娘ちゃんはワニのことを怖がっていました。最終的には見慣れたのか、ワニの顔を指さして、”目!、口!”と言って楽しんでくれました。

”うごきに触れる”:生き物たちが自由に動き回るエリアです。クジャクが普通に柵越しとかではなくて、普通に我々が歩く通路を歩いています。オスのクジャクの折りたたまれた羽を間近で見れるのはこの施設だけではないでしょうか? ペンギンやカワウソ、カピバラなど、一般的な動物園とは比べ物にならないほど近くで見れます。ここは動物たちに危害を加えてはいけないので、ニフレルの職員さんが何人も立っています。娘ちゃんも自分で歩きながら、生き物をマジマジと観察していました。ペンギンが水の中にもぐったり顔を出したりするときに、”いないいない・・・・・・、ばぁ!”と言っていたのが印象的です。このエリアはかなり秀逸です。確かに生き物の種類という意味では少ないですが、満足度はかなり高いです。

”つながりに触れる”:スクリーンで迫力ある立体的な映像を上映してくれます。鑑賞用の椅子が並んでいるので親としては座って休憩したかったのですが、娘ちゃんは映像の意味が分からず、すぐに”あっちー(訳:はやく別のエリアに連れて行ってください)”と言って、終わってしまいました。

”ニフレルメイクス”:ワークショップや参加型イベントを行うエリア。子どもが座れるような椅子と机が並んでいました。今回は、カバの赤ちゃんが生まれたことに対するお祝いメッセージを募集していました。娘ちゃんもメッセージシールに自分で黒マジックで何やらしたためていました。ニコニコしながら一生懸命書いていましたが、もはや点と線が複雑にからみあった芸術作品です。そこに旦那が、”1歳7か月の○○より”とだけ書き加えて、回収BOXに入れました。いたずらではありません。一生懸命娘ちゃんが心を込めて書きました。担当者の方に伝わると嬉しいです。

6.ニフレルのミュージアムショップ

また1Fに戻って、ベビーカーを回収して、順路通りミュージアムショップへ。生き物たちのキーホルダーやぬいぐるみ、文房具、Miki houseとコラボした子供服などが売られています。いわゆるお土産屋さんなので、値段高めの設定です。娘ちゃんは商品を1つ1つ手に取って吟味していました。最終的になぜか、”ホワイトタイガーがついているボールペン(税込み580円、対象年齢6歳以上)”を手に取って離さず、やむなく購入しました。レジでも離さなかったので、よっぽど気に入ったのだと思います。帰り道も家まで離しませんでした。そこまで気に入ってくれているんなら買った意味があるかなと思います。

7.まとめ

1歳7か月の娘ちゃん、大満足でした。一人歩きが安定してきた子は十分楽しめるかと思います。ただ、全体的に水槽の高さがやや高めに設定してあるので、小さなお子さんは基本的に抱っこされていました。ヒップシート必須です。娘ちゃんの場合は、入場してからお土産屋さんを堪能して出るまでの所要時間はちょうど2時間でした。途中で椅子が何カ所か置いてあるので、数分ずつ休憩しながらです。朝一番の9時入場枠で行ったので、11時過ぎにエキスポシティでお昼ご飯としました。小さいお子さんと一緒に行く際は、食事もセットで計画を立てる必要がありますので、参考にしていただければと思います。エキスポシティはおむつ交換台が豊富ですし、おむつ用オスメイトもあって捨てて帰れるので便利です。

ちび
ちび

ちなみに、娘ちゃん、帰宅後は手を洗い終わるとすぐに爆睡しました。よっぽど楽しかったのか帰る途中も寝ないではしゃいでいました。普段見ないような自然なニコニコ笑顔でした。

なにか皆様のお役に立てる情報であれば幸いです。
皮膚科Dr!ちびでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました