家づくり~一条工務店に決まるまで~

一条工務店 一条工務店

こんにちは。

皮膚科Dr!ちびです。

今回は、家づくりについてお話しします。

私は、医者になってしばらく勤務医をしたのち、大学院博士課程に進学、現在D3です。会社員の優しい年上旦那と、現在2歳1か月の娘ちゃんの3人暮らしです。私の実家から徒歩圏内の賃貸マンションで暮らしています。

近くに建売住宅が何件かあって、営業の方がいらしたことをきっかけに、家づくりについて検討し始めました。今の生活でそれほど大きくは困っていなかったので、娘ちゃんが小学校入学前には、どこかで落ち着きたいなと思っているくらいでした。そんな私たちが一条工務店で家づくりをスタートするに至るまでのお話です。

ちび
ちび

家って、住む箱があれば何でもいいんじゃない?立地メインで考えると駅近分譲マンションでも良いんじゃない?

もともとは私は↑のように考えていました。ですが、いろいろ検討した結果、我が家では戸建てが良いのでは…そして、注文住宅が良いのでは…そして、家は性能、一条工務店で建てよう! という思考回路に至りました。

1.分譲マンションを辞めた理由
2.建売住宅を辞めた理由
3.住宅展示場見学1日目
4.住宅展示場見学2日目
5.住宅展示場見学3日目
6.一条工務店に決めた理由

1.分譲マンションを辞めた理由

私の実家は注文住宅の戸建てで、母方の祖父母が大手ハウスメーカーで建てたようです。祖父母の代なので、もちろん夏は暑く冬は寒い家です。廊下がほとんどなく、部屋で仕切られている間取りです。庭もあって母が若い頃はよくお花を育てていましたが、徐々に庭の手入れが面倒になったようで、コンクリートと石で固めてしまいました(笑)。

旦那の実家は分譲マンションで、義父が購入したようです。良い土地ですが、駅から遠く車必須。義父はマンションの管理組合のトップ(?)となり、いろいろと修繕など手を尽くしている様子です。マンションは住民が多数おり、なかなか小さなことでも決定するのが難しいようです。

分譲マンションのメリットは、①駅近など立地が良いことが多い、②さらに戸建てと比較すると気密性が高いので、冬は暖かめで、夏は冷房が良く効く。③間取りや内装はほぼ出来上がっているので、購入時にあれこれ考える必要がない、④階にはよるが、購入者層が似たような世帯構成・収入であり、ある意味安心できる、などでしょう。

分譲マンションのデメリットは、①予算にもよるが、部屋数が少ない、②収納が自分の思ったところにない、③上階の音(特に子供が走る音)が聞こえる、④洗濯機を回す時間帯を気にする、⑤マンションの入り口から自分の部屋までが遠い、⑥修繕積立費が最終的に高騰するリスクがある、⑦管理組合の兼ね合いが面倒くさい、などでしょう。

私たちは、デメリットが勝ったので、分譲住宅を辞めました。

2.建売住宅を辞めた理由

家について、勉強はしといた方が良いだろうとのことで、近くの建売住宅を何件か見学させてもらいました。家の中にある階段に娘ちゃんは大興奮。どの建売も、1階のリビングはなんとなく広く居心地はよさそうでした。しかし階段が急で幅が狭く、娘ちゃんを抱っこしたまま昇り降りするのがやや怖かったこと、2階は階段を上がったところが暗く、2階の部屋のドアが迫っていて、すごく圧迫感があったことから、却下。私たちは開放感があるお家に住みたい! そして、ベランダは不要!(維持管理が面倒なわりに、ドラム式洗濯乾燥機を使っているので、頻繁に洗濯物を干すこともないからです)

建売だと駅からバスで〇分、さらにバス停から徒歩〇分、という立地なら、結構余裕のある間取りなのですが、私たちの住みたい場所は駅近なので、建売だと間取りに余裕がありません。玄関ももちろん最低限のサイズしかない。それでいて、土地+建物で、3980万はします。諸経費入れたら、さらに膨らみます。それなら”プラス1000万で自分たちの住み心地の良い注文住宅を建てた方が良くない?”というわけで、とりあえず勉強しに住宅展示場へ。

3.住宅展示場見学1日目

自宅から公共交通機関で1時間以内のところに大きな住宅展示場があって、たまに広告が入っていたので、何度か見学に行きました(参考:住宅展示場へ1歳11ヶ月の娘を連れて行ってみた体験談)。

1日目:STYLE HOUSE、住友林業

たまたま入ったSTYLE HOUSEさんで、一般的な住宅の知識と、注文住宅を建てる流れ、ローンをどの程度の額にできそうか、など、ざっくりした話を聞きました。住友林業さんでも、住宅の構造の話を聞いて、この時点で、ハウスメーカーごとに何が違うのか、一旦頭の中がこんがらがりました。建てた後の長期保証があるかどうかも見た方がいいと言われました。

帰宅後に、旦那と2人でノートにその日に得た知識を書き起こして、整理しましたが、まだ家づくりのことは超初心者でした。

.住宅展示場見学2日目

2日目:STYLE HOUSEの注文住宅見学、泉北ホーム

STYLE HOUSEの営業さんから、”ちょうど今、モデルハウスとして建てた戸建てがある”と聞いて、見学に連れて行ってもらいました。そこは30坪程度で、リビングにボックス階段があり、吹き抜けになっていました。キッチンや水回りはコンパクトにおさまっていました。2階は吹き抜けがある部分は広がりがあったのですが、やはり2階の奥の方に行くと、結局ドアがいくつも迫っていて狭かったです。ですが、なんとなく旦那と私で、”こんな雰囲気の家に住めたらいいねー”という話で盛り上がりました。

泉北ホームさんにも、たまたま入ったのですが、こちらは標準装備が充実していてまぁまぁ手頃な価格帯というのを売りにしているハウスメーカーさんでした。いろんなオプションをつけていったら、結局泉北ホームの価格帯の家に落ち着くそうです。家の性能も、とりあえず安全安心に住める程度とのこと。この時点で、一度、泉北ホームさんで建てようかという話でまとまりかけました。

5.住宅展示場見学3日目

3日目:アキュラホーム、一条工務店

泉北ホーム以外にも見てみようということで、再度訪問。特に考えなしにアキュラホームに入りました。ここではリビングの窓やウッドデッキが開放的でしたが、郊外の家をメインに建てているとのこと、住宅密集地ではあまり例がないとのことで、却下しました。

そして、最後に一条工務店。泉北ホームさんで、”一条工務店さんの家の性能に対する考え方はぶっ飛んでいる”という話を耳にしたので、一度話だけでもと思って入りました。たまたま担当になった営業さんは白髪交じりの紳士的な中年男性。一条工務店の家の性能について事細かに説明を受けた結果、私たちが求める家の性能に合致していることが発覚。さらに娘ちゃんが、非常に快適そうに、床の上で寝転がってくつろいでいるのを見て、やや運命を感じました。子どもは正直ですからね。

6.一条工務店に決めた理由

住宅展示場を数日にわたり見学していく中で、少しずつ住宅の知識、ハウスメーカーの特色が分かってきました。正直、注文住宅なので間取りは基本的に自由です。その中で特色があるのは、構造(鉄骨or木造、木造軸組みor2×4工法など)の違いです。さらに、標準装備とされている外壁や内装も異なります。最近出てきたハウスメーカーは、長期保証の事例がまだないので、現時点では信頼性に欠けてしまいます。そんな中で出会ったのが一条工務店さん。

全館床暖房が標準装備なんです(坪単価に入っているだけですが…)。これは気密性・断熱性が高いからこそ成り立つ技だそうです。床暖房って、リビングや脱衣所に設けることがあると思いますが、一条さんの場合は、トイレも、廊下も、全て含めます。家の床全体を温めるので、むしろ冷めにくく、真冬の電気代は戸建てにしては普通もしくは安く済むようです。戸建ては部屋数が多くなると、エアコンを多数設置する必要があり、冷暖房費がすごいことになりそうですが、全館床暖房だと冬に関しては安心できそうです。夏は普通に暑いらしいですが、気密性が高いので、冷房はそれなりに効きやすいみたいです。

さらに、耐震性や耐水害、気密性について、実験を繰り返して家づくりに還元している点、それでいてフィリピンを拠点に家の各パーツを作ることで価格を抑えている点、特に他社さんが眼中に入っていない点(笑)に惹かれました。

i-smartシリーズもしくはi-cubeシリーズで建てようと考えていましたので、外壁は標準でタイルです。タイルというだけでメンテナンスが楽みたいです。屋根は太陽光発電のパネルをのせたらその分の屋根の修繕費用は浮きます(もちろん太陽光パネルのメンテナンスはそのうち必要ですが…)。家の建築費用はそれなりにかかりますが、日々の光熱費、太陽光の売電も含めると、月々に必要な費用は許容範囲内でした。

最終的には無理のない月々の返済額でローンを組めるかどうか、建築費用を賄えるかどうかが一番大切ですね。

ちび
ちび

一条工務店さんの”家は性能”という考え方に共感したこと、最終的に費用もなんとかなりそうだということが決め手です。そして、施主ブログが大量にありました…(笑)

なにか皆様のお役に立てる情報であれば幸いです。
皮膚科Dr!ちびでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました