地元の認定こども園に通う娘ちゃんが受けた、自治体主催の1歳6ヶ月健診についてのお話しの続きです。コロナ禍ということもあり、通常の健診と同じかどうかは分かりませんが、順にみていきます。
問診までは調子が良かったのですが、ここから娘ちゃん、泣きます。
1.歯科検診・カリオスタット検査
歯科医師の膝の上に、娘ちゃんの頭をのせて仰向けにして、歯を点検してもらいます。カリオスタットの検査もされます。カリオスタット検査とは、むし歯を予測する検査のひとつで、プラーク中のむし歯菌の作る酸の量を判定するそうです。これ、虫歯になりやすいと判断されれば、市が主催する歯磨き教室を案内されます。
ここで娘ちゃんギャン泣き。そりゃそうです。さっきまで私に抱っこされてご機嫌だったのに、無理やり仰向けにされたかと思ったら、急に知らないオジサンの顔が出てくるんですからね。しかも、ガウンを着て、マスク着けて、アイシールドを着けている完全防備の人。もはや娘ちゃんからしたら、ヒトなのかどうかも分からない状況ですね。ギャン泣きして口を開けているから歯自体は見やすかったようですが、かみ合わせをみるのが大変そうでした。もうちょっといいやり方があれば考案していただきたいものです。
2.身体測定
娘ちゃんはお洋服を脱いでおむつ1枚になります。簡単に着脱できるような服装で行った方がいいですね。娘ちゃんは、肌着のシャツ、Tシャツ、短パンのいつもの園での服装でした。
まずは体重測定です。座って測れるような体重計に乗ります。娘ちゃんは立っていました。次は身長測定です。これは硬い板の上で無理やり仰向けにされて、足を無理やり延ばされて測定します。そのおかげか、園で毎月測定されている身長よりも高めに出ました。このついでに頭囲と胸囲も測ります。もちろん身長測定の際は娘ちゃんギャン泣きです。娘ちゃんの”お母さん、助けてください! 私、ひどいことされてます!”と訴えるような目が忘れられません。
3.医師の診察
おむつ1枚のまま診察を待ちます。壁に貼ってあったミッキーたちのイラストを見て、娘ちゃんの機嫌も一時的によくなりました。
そして、診察。背中からの聴診、胸からの聴診のみ。コロナ禍だからかそれだけ。もちろん皮膚に虐待のあざがあったり、聴診でよっぽどの異常があれば指摘されるのでしょうけれど、そんなに意味ないですね。今まで何度も風邪をひいて近くの小児科で頻繁に聴診されているので、”何をいまさら・・・”という感じです。なので、もはや私からするとパフォーマンスの診察にしか見えません。(健診なんでそれでも良いんです。)
4.結果説明
保健師さんが1人1人説明をしてくれます。これが一番ありがたいですね。測定結果を母子手帳に書き込んでくれます。ここで育児の疑問点などあれば質問できます。健康に育ってくれればそれだけで十分です。ここで終了です。スムーズにすべて40分ほどで終わりました。お昼寝の時間にもろにかぶっていた健診日時でしたが、娘ちゃんもなんとか寝ずにすみました。
5.帰宅へ
帰宅途中のバスの中で娘ちゃんはギャン泣き。バスで揺れるというのに、娘ちゃんも私の腕の中で暴れる暴れる。隣のおばあさんに、”疲れちゃったのかな?眠たいのかな?”なんて言われながらも、バスを降りるときはきちんと”バイバイ”と手を振る娘ちゃんでした。本当に眠たかったんだと思います。
帰宅後はおやつの時間もぶっ飛ばして、3時間以上爆睡。相当疲れたんでしょうね。寝すぎて夜更かししてしまうかと思いきや、夜も20時過ぎにやっぱり爆睡でした。この際1日お休みしたほうが良かったのかなぁなんて思います。
6.まとめ
明らかな発達異常や、行政が介入すべき家庭環境かどうかをスクリーニングするには1歳半で確認するのは非常に良いと思います。ただ、巷で言われているような、いろいろな診察や、娘ちゃんの行動を見せたりといった項目は一切ありませんでした。問診できちんとまかなっているという判断なのかもしれません。
また、ヒップシートが大活躍でした。会場によるとは思いますが、私の自治体ではベビーカーは会場内ではNGでした。なので結局泣いたりすると移動は抱っこになります。親が子どもを抱っこして、荷物も持って、プリントももらって…とすると、なかなか大変です。ヒップシートの参考記事⇒子育ての救世主:ヒップシートの活用法|テラスベビーのDaG1を例に
以上、前編・後編を通して、娘ちゃんが受けた1歳6ヶ月健診の内容についてお話ししました。これから受ける方、是非参考にしてみてください。
ちなみに当日は、私も夜20時に娘ちゃんと一緒に寝落ちするくらい疲れていました。親も子も普段と違うことをすると疲れますので、ご注意ください。
なにか皆様のお役に立てる情報であれば幸いです。
皮膚科Dr!ちびでした。
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