我が家は娘ちゃんと優しい年上旦那と私の3人家族です。共働きで月~土まで保育園を利用しているので、基本的に1日かけてのお出かけは日・祝のみとなります。気を抜いていたらもうすぐ2歳の誕生日まで1ヶ月を切っていました。
遊園地って3歳以上有料のことが多いですが、うちの近くの遊園地は2歳以上が有料です。そこで1歳11か月の娘ちゃんを、入園料無料の内に遊園地デビューしてみました。実際に楽しめるかどうかは分からなかったのですが、親の下見を兼ねて行ってきました。
お出かけする時の持ち物は以前にまとめたとおりです(参考:お出かけする時のタイムスケジュール|1歳10か月)。お出かけ自体はだいぶ慣れてきました。今回の遊園地は自宅から電車で10分くらいの場所なので、かなり気軽に行けました。
そもそも乗り物が好きなのかも不明ですし、好みを知るためにも、一度!と思いました。
1.飲食物の準備
USJなどは飲食物持ち込み不可ですが、この遊園地は飲食物持ち込み可! 園内の飲食店は”ポムの樹”、”マクドナルド”といったなじみ深いチェーン店と、食券を購入してというレストラン、屋台などです。ランチ時はどこも結構な行列ができます。まだ娘ちゃんは待てないので、行列は無理です(電車のエレベーターを待つので精一杯ですし…)。
園内のいたるところにベンチがあるという事前の口コミ情報をもとに、お昼ご飯を最寄り駅のパン屋さんやコンビニで購入しました。確かに、園内にはベンチと机がたくさんあるので、レジャーシートまでは不要でした(レジャーシートがあると、芝生とかでも食べられるので気楽かもしれません)。ベンチもランチ時は埋まり気味なので、11時など少し早めにお昼ご飯とした方が得策です。
2.入園チケットは事前購入
とにかく娘ちゃんはまだ待てないので、入園チケットも前日にwebで購入しました(1人あたり1500円でした)。以前もweb購入しています(参考:ニフレルは1歳児でも楽しめるのか?)。クレジットカード決済で、当日はスマホのQRコードを見せるだけ、というパターンです。最近はこのシステムを導入している所が多いですね。当日購入だと、まずチケットを購入する列に並んで、さらにチケットを持って入園する列に並ぶという2度手間になります。今回はコロナ禍もあって、チケット購入の前に検温の列もありました。
天気も直前まで読みにくいですし、小さい子はいつ熱を出すか分からないので、”明日行けそう!”と思い立った夜に寝かしつけながらスマホをいじってweb購入できるのは大変ありがたいです。
3. 動物ふれあいコーナー
まずは、室内で動物とふれあえるエリアへ。ここは入園料とは別に1人500円(2歳以上有料)必要でした。娘ちゃんは1歳11ヶ月なのでセーフ。私と旦那の分で合計1000円支払って入場しました。動物の餌もエリア内でいろいろ売られていましたが、もちろん買わずにスルーです。もう少し大きいお子さんたちは保護者の方に買ってもらっていましたが、1歳11か月にはまだ餌代の価値を見出せませんでした。
娘ちゃんは最初はものすごく警戒していましたが、アヒルやペンギンが見えたとたんに”ガーガー!”、”ペンギン!”、”〇△×ー!(とにかく興奮して何言ってるかさっぱりわからない…)”とテンションMAXでした。動物園とは違って、比較的安全な小動物があと少しで手が届きそうな位置にいるんです。リクガメやインコ、フクロウといった珍しめな動物たちもほぼほぼ放し飼いにされていて、娘ばかりでなく親も楽しめたエリアです。ベビーカーに乗ったままでも入れました。もちろん動物園的な臭いはしますが、それは仕方ないですよね。
最後の方には小型犬のエリアがありましたが、そこに1匹大型犬が放し飼いにされていました。すごくおとなしい犬で、娘ちゃんが頭をなでなでしたり、ハグしたりしても、全く嫌がるそぶりを見せず、やられ放題になっていました。娘ちゃんはしばらくその大型犬と文字通り触れ合ってニコニコ笑っていました。店員さんが、”この子は昨日お風呂に入ったのできれいだからもっと触れ合っても大丈夫ですよー”と言ってくださり、親としても安心してみていられました。
動物が好きかどうかは子どもの性格によるとは思います。娘ちゃんはお散歩中の犬にも挨拶をしにいくような子なので、動物エリアは十分に楽しんでくれたようです。水族館よりも好評でした。
4. アトラクション
2歳未満でも乗れるアトラクションがそれなりにある遊園地なのですが、なんせ並ぶのがネック。メリーゴーランドを見て、娘ちゃんは”うま!うま!(訳:馬だー!もっと近くで見たい!)”と興奮気味だったで、乗ろうと思ったのですが、やはり行列ができていて断念。園内の敷地が広いのでアトラクションを探すだけで足が疲れました。娘ちゃんは歩いたり、抱っこだったりなので・・・。事前に2歳未満でも乗れるアトラクションを園内地図で印をつけておけばよかったなぁと後悔しました。
数百円で遊べるゲームコーナー(アンパンマンの車とかのやつです)は、未就学児でにぎわっていました。というより、小さい子には両親・祖父母がついているので、人口密度が多いように感じただけかもしれません。娘ちゃんもアンパンマンが好きなので、車に乗ったり降りたりして楽しんでいました。ここでも私は1円たりとも使用していません(今はまだ乗るだけでもいいかなと…)。
その他、園内を散策して、娘ちゃんは長い階段や上り坂を自力でのぼったりしてマイペースに楽しんでいました。事前情報として、”2歳くらいだとアトラクションにたどり着くのが大変だから、フリーパスはいらない”というブログを見ていましたが、本当にその通り! 全然アトラクションにたどり着きません(笑)。
”何か記念に1個だけでも乗るかー”という話で、いわゆる観覧車に乗ることにしました。2歳以上1人500円、合計1000円でした。それほど並んでいなかったので、すぐに順番が来ました。待っている間は、”これは観覧車。お姉さんに乗ってくださいって言われたら、急いで乗るんだよー”って娘ちゃんに伝えて、心の準備をさせていました。娘ちゃんは、うんうんと頷いていました。ところが、いざ順番が来ると、なぜが号泣(涙)。無理やり乗せてからよくよく耳を傾けると、”ピンク、いやー!”とのこと。観覧車のゴンドラ部分の色がピンクや緑、青、オレンジなど、いろんな色がある中で、娘ちゃんの時はピンクでした。そのうしろの青に乗りたかったようで…(汗)。そんなこだわりがあるとは全く分かりませんでした。1歳11か月の思考回路って面白いですね。泣いて一通り気が済んだのか、あとは景色を楽しんで無事に1周出来ました。
このあとは、娘ちゃんが眠たそうにしたので、抱っこして園内を散策し、ベビーカーにおろしてお昼寝タイム。帰宅となりました。
5.まとめ
当日効率よく動こうと思うと、食事、参加できる施設、乗れるアトラクションなど、事前のリサーチが必要です。遊園地デビューだと子供が何に興味があるのかまだ親はつかめていないので、今後楽しむための下見と考えた方が良いでしょうね。いつもと違う場所を歩いているだけで楽しいようで、本当にアトラクションまでたどり着かないので、まだまだ乗り物フリーパスは不要でした。1日でアトラクション5-6個を楽しめるようになったらフリーパスを買おうと思います。
今回かかった費用をまとめます。
入園料:1500円(大人1人分)×2 = 3000円
動物エリア入場料:500円×2 = 1000円
観覧車:500円×2 = 1000円
昼食代:900円くらい
電車賃:210円(大人1人片道)×2×2 = 840円
合計 6740円
冷静に考えると、毎月行けるような金額ではない(お金をかけなくてももっと楽しむ方法はある、という意味です)!ただ、動物と触れ合えたのは、娘ちゃんにとって大きな経験だったのではないかと思うので、やっぱり何事にも代えがたいですね。子どものためなら財布のひもが緩むというのはよく分かります。もはや入園料くらいアマゾンギフト券で購入できたらいいのに(無理です)!
ちなみに、電車で1時間圏内にある動物園にお弁当を持参する方が圧倒的に安かった(交通費、入園料、昼食代込み)です。
遊園地は年に1度、誕生日前後の楽しみにしておこうかな。
なにか皆様のお役に立てる情報であれば幸いです。
皮膚科Dr!ちびでした。
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